2018年度 理事長所信


 所  信 (案)

 一般社団法人竹原青年会議所

2018年度理事長 三好浩之

率先躬行

~未来を照らす灯火となれ~

 

はじめに

1967年、チャーターメンバーの先輩方の不断のご尽力の末、この地に竹原青年会議所が誕生しました。以来、社会状況や経済状況など様々な変化を経験しながら、およそ180名もの先輩諸兄により歴史を紡がれてきた竹原青年会議所は、一昨年、2016年に創立50周年という大きな節目を迎える事ができました。竹原青年会議所が5年後、10年後・・・その先も、この地域で必要とされる団体であり続けるために、私たちメンバーには、この団体をこの地域でより光り輝く団体にして、次世代に引き渡す責任があります。

竹原青年会議所がこの地域でより光り輝く団体になるために、まずは私たちメンバー自身がこの地域に必要とされる人財となるべく、社会人として、そして青年経済人としての資質を向上させていかなければなりません。そして、メンバー全員の英知と勇気と情熱により、この地域を「明るい豊かな社会」に導く原動力となるような運動を積極的に展開する必要があります。「JCしかない時代」から「JCもある時代」と言われるこの時代だからこそ、「明るい豊かな社会」の実現という青年会議所の創始の志に基づいた「ひとづくり」「まちづくり」をひたむきに展開する事で、竹原青年会議所は、この地域の発展に必要な重要なピースの一つとして、より存在感を発揮できるようになるはずです。

55周年、60周年・・・100周年、さらにその先へと続いていく竹原青年会議所が、この地域で必要とされる存在であり続けるために、私たちメンバー全員の力を結集し、次世代に対する責任を果たすべく、積極的にJC運動に邁進していきましょう。

 

会員拡大

青年会議所には卒業という制度があり、40歳で卒業となります。常に新しい人材を求めなければ、自然に会員数は減少していきます。5年後、10年後、その後も竹原青年会議所が存続するために、私たちは継続して会員の拡大を行う必要があります。会員拡大の目的としては勿論、マンパワーや財源の確保という面があります。しかし、それだけではなく、新しい人材はこの団体に新しい考え方や視野を与えてくれます。また、同様に私たち自身にも成長に繋がるような様々な刺激を与えてくれます。だからこそ、私たちは会員拡大が自分自身の問題であるという事を自覚して、積極的に取り組むことが求められます。

近年、様々な要因で全国的に青年会議所会員数が減少傾向となっています。しかし、その中でも地域の人口規模、LOMの規模に関係なく、大幅な会員拡大に成功しているLOMもあるのも事実です。では、会員拡大を成功させるために、何をするべきでしょうか。残念ながら、これをやれば良いという特効薬はありません。しかし、近年、従来のリストアップをして個別に訪問するという方法に加えて、異業種交流会のような新たな試みを行ってきた事で、以前に比べて確実に候補者の幅が広がっています。今年度は、この流れを継承した拡大を行いながら、さらに効果の期待できる手法を模索します。そして、「10名拡大」という明確な目標を設定し、メンバー全員で会員拡大に本気で取り組みます。

 

ひとづくり

私たちは各自の事業所や家庭の理解の下にJC運動を行っている以上、私たち自身を成長させる「何か」を得て、それを各事業所や家庭での活動に還元しなければなりません。JC運動には例会事業などのように、その「何か」を得る事を目的とした機会があります。一方で、普段の委員会や理事会等の会議の中にも、また、様々な事業に参画する中にも、そして、一年間役職を全うする中にも、私たち自身を成長させる機会が沢山あります。JCは40歳までの限られた期間です。この限られた期間で私たちが社会人として、青年経済人として成長するために、まずは責任感を持って積極的にJC運動に参画しましょう。

また、JC運動ではLOMでの活動の他に、ブロック協議会等へ出向する事ができます。出向は所属LOMを越えた新たな仲間を得る事ができ、所属LOMとは異なった規模の事業に参画できる絶好の機会です。望めば世界にまで出て行く事ができる青年会議所だからこそ、出向を自分自身の成長の機会と捉え、可能な限り積極的に利用しましょう。

JC運動を通じて、LOMの中で、或いはLOMを飛び出した様々な場面で活躍する事で、私たちは沢山の経験や財産を得る事ができます。この経験や財産は、今後のJCでの活動だけでなく、各自の事業所での仕事や家庭においても生かされていくはずです。

 

まちづくり

地方創生が叫ばれる現在、各地域において、それぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会を創造するために、官民それぞれの立場から様々な取組みが行われています。勿論この地域でも同様に様々な取組みが行われています。その中で竹原青年会議所も、この地域の「明るい豊かな社会」の実現のため、地方創生に積極的に取り組む必要があります。

この地域には様々な「たから」が存在します。それらの「たから」には、この地域を自律的で持続的な社会に導くためのヒントが隠されています。地域の「たから」の魅力を発信する事業を行う事で、地域内外の方々にそれらの「たから」に興味を持って頂けるようになり、「たから」をきっかけとして新たなにぎわいが創出される原動力となるはずです。

また、この地域においても、若い世代の都市部への流出が大きな問題となっています。若い世代はこの地域の未来を担うべき存在です。学業や就職等で一旦この地域を離れる事 となっても、将来的に生まれ育ったこの地域に帰って来たいと思って頂けるように、若い世代の郷土愛を醸成していく必要があります。若い世代がこの地域について知り、考える事で、この地域の事をもっと好きになって頂けるような事業を積極的に行っていきます。

 

情報発信                     

竹原青年会議所は創立以来、様々な運動をこの地域で展開してきました。しかし、この地域の多くの方々には、竹原青年会議所がどの様な団体なのか、そして、何をしているのか、十分に認知されていないのが現状です。私たちがどんなに素晴らしい運動を行っても、この地域に住む方々に認知されていなければ、運動を行う効果は半減してしまいます。

今年度の広報活動を行うに当たり、「より多くの方に竹原青年会議所を知って頂き、応援して頂く」と言う事を意識した情報発信を行います。公開例会や対外事業を開催し、参加して頂く事や各種メディアを通じ活動の様子を見て頂く事で、より多くの方にこの団体の事を知って頂く事ができます。また、情報化社会となった現在、FacebookをはじめとするSNSやホームページなどの電子ツールを効果的に活用する事で、不特定多数の人に様々な情報を発信する事ができ、この団体の認知度も上がってくるはずです。

この地域の多くの方々に竹原青年会議所を知って理解して頂く事ができれば、私たちが今後様々な事業を行う際にも地域の方に協力や賛同を得やすくなり、より効果的な事業が行えるようになります。また、私たちと同世代の若い人材が竹原青年会議所について知る事で、共感して頂き、私たちの仲間に加わって頂けるという事もあるかもしれません。

 

組織力の向上

青年会議所は40歳で卒業となり、5年も経てば構成メンバーの多数は入れ替わります。その中で、青年会議所が青年会議所として100年もの間存続できた大きな要因は、高度に確立された規律です。この規律こそが青年会議所として変えてはならない部分なのです。一方で、個々の細部にわたる運営手法は、その時々の状況に応じて最善の方法を模索するべきであり、変えていかなくてはならない部分なのです。今年度は竹原青年会議所が竹原青年会議所であり続けるために、まずは今一度基本に立ちかえり、青年会議所としての規律を再確認してメンバー内で共有します。そして、その規律を理解した上で、現在の状況に適した、より効果が期待できる運営手法を模索し、次年度以降の運動に繋げていきます。

青年会議所はその名の通り、青年が会議を行う団体です。つまり、この団体の運動の根幹は理事会や委員会をはじめとした会議です。今年度は、より洗練された会議運営を推進していきます。ロバート議事法に則り、メンバー一人ひとりが自分の意見や考えをしっかり述べ、議論を交わす事は勿論、会場設営や会議資料の確実な事前準備、迅速で正確な議事録の作成と共有を徹底する。その様な会議運営を行う事で、限られた時間で有意義な議論を行う事ができ、より効果的な運動発信ができるようになるはずです。

 

おわりに

今年度のスローガンを「率先躬行~未来を照らす灯火となれ~」とさせて頂きました。「率先躬行」とは「人より先に自ら進んで実行する事」です。これまで述べてきた様々な課題は、現在竹原青年会議所に在籍している私たち自身に課せられた課題であり、私たち自身の手で解決していかなくてはなりません。私たちメンバー全員が、それらの課題を自分たち自身の問題である事を認識し、積極的に、各々の全力で取り組む事が求められます。

私たちが様々な課題に取り組む中で、メンバーから積極的に意見が飛び交い、決まった事に関してはメンバー全員が率先して行動するという雰囲気をLOM内に作る事を今年度の目標とします。そのような雰囲気の中でメンバー全員が積極的にJC運動に参画し、責任感を持って率先して行動する事が出来れば、私たちに課せられた次世代への責任を全うする事ができるはずです。そして、そのような姿勢でJC運動を展開する事で、私たち自身も、この地域に必要とされるような次世代のリーダーに成長する事ができるはずです。

私たち竹原青年会議所メンバーがこの地域に必要とされる次世代のリーダーに成長する事で、竹原青年会議所という団体は、さらにこの地域で必要とされる存在に成長する事ができます。そして、この地域の5年後、10年後、その先を「明るい豊かな社会」に導くための灯火となる事ができると確信しています。

この地域の未来を明るく照らす灯火となるべく、そして、より明るく照らす事ができるように、青年としての英知と勇気と情熱を携えて、まずは自分から行動していきましょう。

 

 

基本理念

 会員の資質向上と能動的な行動による

明るい豊かな未来の創造

 

 

基本方針

 1. 会員拡大の実現

2. 会員の資質向上に繋がる例会事業の実施

3. 地域の「たから」の魅力を発信する事業の実施

4.青少年の郷土愛を育む事業の実施

5. 積極的な情報発信

6.青年会議所としての組織力の向上

7. 地域との連携及び地域他団体との協働

8. 広島ブロック協議会との連携